kaeguriの日記

2歳になる娘と猫1匹との暮らしです。プロフィール画像は奥さんがお風呂に描いた娘の似顔絵。

星空の器

先日「うつわノート」さんで購入した小野哲平さんの飯碗について、実際に使ってみると本当に使い勝手がよいです。大きさと重心が絶妙で、手触りはしっとりとしていて、持つと手に吸い付くような感じがします。この器に触れることが、ご飯を食べる楽しみの一つになっています。

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他の作品も見てみたいと思い、鎌倉の「うつわ祥見」さんに行ってきました。お店を主催する祥見知生さんは、そもそも器を購入するきっかけとなった「日々の器」を書かれた方です。商店街の中にある落ち着いた空間の中、静かに器を手に取りました。

奥さん用にすこし小さなサイズのものがあるとよいなと思っていたところ、小野哲平さんの呉須の飯碗がありました。私は手が大きいので、先日購入したものほど絶妙な感覚はないものの、佇まいの美しい器です。

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スタッフの方が丁寧に熱意をもって器の背景を話してくださいました。薪窯とガス窯の違い、釉薬の違い、小野さんの器について。器に対する想いが伝わってきて、お話をしていてとても楽しかったです。

器の中は深みのある藍の世界、星空の景色が広がっています。天の川の彼方にはオリオン座の三つ星。

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寒色の器に料理を盛ったときにどういう感じになるのか(及び出費がかさむ中で奥さんにおこられないか)、すこし(大きな)不安もある中、小野さんの飯碗と平皿を購入しました。(後者の不安は的中。。)これらの器からどのような影響を受けるのか、楽しみに毎日使用していきます。

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なお、6月22日(土)- 6月30日(日)まで、「うつわ祥見」さんで「小野哲平展」が行われるということでした。少し先になりますが、今度は奥さんと一緒に行きます。